借金の返済額を減らすための方法の1つに、任意整理があります。
任意整理を行う際は、基本知識やメリットなどを事前にチェックすることが大切です。
今回は、いざという時に役立つかもしれない任意整理について、わかりやすくご紹介いたします。
任意整理はその他の借金減額とは異なり、債権者との間で私的に行う交渉です。
利息制限法をガイドラインとして行われるため一定のルールは存在しますが、あくまでも私的な交渉なので、種類・内容は個人ごとに異なります。
また、複数の業者から借金がある場合は、特定の債権者と任意に交渉することも可能であるため、柔軟に利用できます。
個人再生は、任意整理と同様に返済額の減額を行いますが、こちらは裁判を介して行われる手続きです。
およそ5分の1に減額された借金を返済していくことが特徴であり、官報に載る代わりに強制執行を止めることができます。
自己破産は裁判所を介して行われる手続きであり、抱えている借金の一部ではなく全額の返済義務をなくすことができます。
しかし、官報に掲載される点、生命保険や車、ローンが残っている住宅などの財産を手放さなければならないという点に注意が必要です。